本サイトは、近藤泰弘(青山学院大学文学部教授)と近藤みゆき(実践女子大学文学部教授)が共同で運営しているもので、名称はJapanese.gr.jp(略称、JGJ)。本サイトの目的は、次の通りです。
当面は、以下に述べる科研費の補助を受けて、その研究成果を中心に公開する予定にしています。また、過去に出版した関係論文や資料なども可能なものからオープンアクセスとして公開していきます。
サイトコンテンツは以下の通りです。なお、本サイトは基本的にXMLの書法によりHTML5準拠で書かれています。
日本語学・日本文学・古典日本語・現代日本語・コーパス・言語リソース・N-gram・ジェンダー分析・メタファー分析
JSPS科研費(25284086)
研究題目 平安時代における言語リソースの構築の研究
研究代表者・近藤泰弘 連携研究者・近藤みゆき
2013年4月1日~2018年3月31日(予定)
研究種目 基盤研究(B)
配分額
2013年度:4810千円 (直接経費:3700千円, 間接経費:1110千円)
2014年度:2210千円 (直接経費:1700千円, 間接経費:510千円)
2015年度:2210千円 (直接経費:1700千円, 間接経費:510千円)
○研究代表者(近藤泰弘)は、これまで、日本語文法を中心とした日本語学全般の研究を行ってきましたた。その中でも、コンピュータを用いたコーパスによる国語史研究に力を入れています。代表的著書は『日本語記述文法の理論』(ひつじ書房)。その他については、本サイトの業績紹介を御覧ください。近年は、国立国語研究所共同プロジェクトのプロジェクトリーダーとして「日本語歴史コーパス平安時代編」の構築に参加しました。本研究では平安時代語の語彙の文化的側面を日本語学の立場から明らかにする研究を行う予定です。
○連携研究者(近藤みゆき)は、これまで、和歌文学を中心とした平安時代文学全般の研究を行ってきました。代表的著書は、『古代後期和歌文学の研究』(風間書房)・『和泉式部日記』(角川ソフィア文庫)・『王朝和歌研究の方法』(笠間書院)。その他については、本サイトの業績紹介を御覧ください。近年では古典文学を対象としたN-gram分析の研究を行う中で、『古今和歌集』の語彙がその後の多くの文学作品のみならず、現代日本の文化にまで影響を及ぼしている現象に注目しています。また、そのような文化の源となる語彙を「言語リソース」と名付けその重要性を述べてきています。